clsDateTimePicker クラスの機能を紹介します。
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Information
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VisualBasic6.0からは標準コントロールとなったDateTimePickerコントロールをAPIで作成、制御
を行うクラスです。APIのラッパーとなりプロパティ、メソッドでコントロールを制御します。
clsDateTimePickerクラスは、VisualBasic6.0のコントロールとはインターフェースが違う部分が
ありますが、大抵の機能は備えてあります。
※ COMCTL32.DLL4.70以降(InternetExplorer4.0以降)が必要 です。COMCTL32.DLL4.70未満のDLLでは
操作できません。
- ウィンドウの作成。
コントロールはmCreateメソッドを使って作成します。
mCreateメソッドの引数に 親ウィンドウ、位置、サイズなどを指定するとウィンドウが
作成されます。後はプロパティなどの設定によりコントロールを制御します。
- 日付の入力。
日付(DatePicker)の入力が簡単です。
入力形式としてはドロップダウン(カレンダー表示)形式、アップダウン形式、直接入力
などができます。
ドロップダウンスタイル。 | |
アップダウンスタイル。 | |
チェックボックス&ドロップダウンスタイル。 | |
ドロップダウンスタイルには下のようなカレンダーがプルダウンします。
- 時間の入力。
時間(TimePicker)の入力が簡単です。
入力形式としてはアップダウン形式、直接入力などができます。
- 入力書式。
入力形式も一応は設定できますが VisualBasic6.0の機能である(XXXX)を指定してのカスタム書式
などには対応しておりません。あくまでも日付、時間の入力形式のみです。
- カレンダーのカスタマイズ。
日付(DatePicker)のドロップダウンスタイルのカレンダーをカスタマイズすることができます。
タイトルの色から、カレンダー日付などの色の変更までできます。
- 入力範囲の制限。
日付、時間等の入力制限を行うことができます。
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UpdateHistory
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このクラスの更新履歴です。
24,Feb,2000 |
- Ver1.1を公開。
- clsSubclassingクラスの組み込み。
- イベントの追加。
Change - 日付および時間が変更された場合に発生(marl さんリクエスト)。
DropDown - ドロップダウンカレンダーが表示された場合に発生。
CloseUp - ドロップダウンカレンダーが閉じられた場合に発生。
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26,Feb,1999 |
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About
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当モジュールのバージョン及びファイル構成など。
Name | clsDateTimePicker |
Version | 1.1 |
Type | クラス |
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以下のファイルで構成されます。 |
clsDTPic.cls | clsDateTimePickerクラスのファイル |
clsSbCls.cls | clsSubclassingクラスのファイル。 |
mojSbCls.bas | clsSubclassingクラスの構成ファイル。 |
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以下の環境で動作を確認しました。 |
Windows95 | b + IE5.0 |
Windows98 | SP1 + IE5.0 |
WindowsNT4.0 | SP6a + IE5.0 |
Windows2000 | IE5.0 |
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DownLoad
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ここからダウンロードできます。
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